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「また今度」が来ない可能性を考えて ~大切な人との向き合い方~

昨日、仕事の関係で久しぶりに1人で実家に泊まりました。

家族での里帰りはあるものの、最近は子ども達が大きくなり泊まる回数も減ってきています。
今回は私だけの宿泊で、両親の住む実家に仕事が終わってから向かい、寝るだけ。
そして朝食を一緒に食べるくらいのわずかな滞在でした。

たったそれだけの時間でしたが、年老いた両親が私のために、
泊まる部屋を丁寧に掃除し、布団を敷いてくれていました。
お土産用にと新鮮な野菜を買っておいてくれたり、
朝から栄養たっぷりの食事を用意してくれたりと、至れり尽くせりで、有り難いやら嬉しいやら。

いつまでこんな時間を一緒に過ごせるかわからないものの、
今はまだ両親が健康で2人で暮らせているので、そこに甘えている部分もあります。
また逆に、両親もいつまでたっても親らしいことをしたいという気持ちがあるんだろうな、
これも親孝行の一つだろうと言い聞かせながら帰途につきました。

「孝行したい時には親はなし」とならないように、
こんなわずかな時間でも大切に過ごしていきたいと思います。

また親だけに限らず、大切な人に対しての行動は、
後から悔やむことのないように行動していくことが大切だと思っています。
いることが当たり前の人が急に亡くなってしまう、
なんてことも起こるかもしれないのです。

家族、友人、職場の仲間、お客様私たちの周りには多くの大切な人がいます。
日常の忙しさに追われて、
つい「また今度」「いつでもできる」と先延ばしにしてしまいがちですが、
その「今度」や「いつでも」が来ない可能性もあるのです。

感謝の気持ちを伝えること。
一緒に過ごす時間を作ること。
相手の話をじっくり聞くこと。
小さな親切や気遣いを示すこと。
ケンカ別れはしない。離れる前に仲直りする。

こうした当たり前のようで当たり前ではない行動を、
「今」できるうちに、意識的に行っていきたいと思います。

完璧である必要はありません。
ただ、今日という日を大切にし、目の前の人を大切にする。
そんな積み重ねが、きっと後悔のない人生につながるのではないでしょうか。

今日も、大切な人たちとの時間を心から大切にしていきます。

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