ワンオペ育児中にママの体調不良。そんな時の対処法集めました。
ワンオペ育児中のママあるいはパパにとって、また子どもが小さい時は特に、自分が病気になったら
「誰が子どもの面倒をみるの?」「どう対処すればいいの?」という不安が常につきまといます。
また、近年は離婚後、あるいは未婚のまま、母一人あるいは父一人で
子どもを育てる母子家庭や父子家庭、いわゆる “シンママ”“シンパパ” も増えています。
今日は、小さな子どものワンオペママやワンオペパパが病気になった際に、
日頃から準備できることや病気の時の対処法についてまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。
事前に準備できること
事前に準備しておくと、急に動けなくなった時に役立ちます。
①葛根湯と栄養ドリンク、検査薬を常備
「あ、風邪ひきそう」「熱が出そう」と思った時のために、漢方薬の葛根湯を常備しておくとよいです。
「やばい!」と思ったその時に、葛根湯を飲んで早く寝ると、風邪がひどくなることを防げることが多いです。
漢方薬なので、小さな子どもも小分けにして飲むこともできます。
アロマオイルに興味のある方は、部屋の中をディフューズするのもよいかもしれません。
翌日の朝は、栄養ドリンクも一緒に飲むと、その日をなんとか乗り切ることができます。
寝る前に飲むと、眠れなくなりますので、栄養ドリンクは朝飲むようにしてくださいね。
また、「早くコロナかどうか知りたい!」「他の家族に移っていないか確認したい!」という時のために、
コロナやインフルエンザの検査薬を常備しておくとよいでしょう。
今は安価で通販などでも購入できますよね。
私も濃厚接触者になった時に利用しましたが、
陰性と確認できるだけでも、気持ちの持ちようが変わります。
もしもの時のために、常備しておくことをお勧めします。
②保存食や水分補給用ドリンクを常備
子ども用の保存食(小さい時は離乳食)や大人用のカップ麺、チンするだけのごはん、
缶詰などの非常食を常に備蓄しておきましょう。
また水や経口保水液などの水分補給用ドリンクも常備しておきましょう。
緊急事態用の保存食としても使えますし、賞味期限が切れそうになれば、
普通に消費してしまえばいいので、全く無駄にはなりません。
忙しい時には食事にも応用したりもできますので、
私はいつも常備しておき、普段から利用しています。
③手袋やマスクを常備しておく
コロナ禍で一気に当たり前になりましたが、家族にうつさないためのマスクや消毒液、
ビニール手袋、汚物を密封できる保存袋などを常備しておくと、
急に具合が悪くなってしまった際にとても役に立ちます。
また、コロナが始まった時のように、マスクや消毒液が急に不足するということもあるので、
ある程度の量を備蓄しておくと良いと思います。
④応援できる人をリストアップ
頼めるパートナーがいる人は、もちろんパートナーに頼りましょう。
パートナーが忙しくて協力が難しい場合やワンオペ状態の場合は、
頼める人をあらかじめ何人かリストアップしておきましょう。
できれば、すぐに駆けつけてもらえる距離の人がオススメです。
近くにご両親や兄弟姉妹が住んでいる場合は、思いっきり頼りましょう。
また、日頃からママ友あるいはパパ友との協力関係をしっかり作っておくとよいでしょう。
何人かのグループや複数の頼れるママ友パパ友がいるとさらに心強いです。
その場合は、こちらから頼るばかりではなく、
自分に余裕がある時は逆にサポートしてお互い様の関係を作っておくと、
いざという時に頼みやすくなります。
コロナやインフルエンザで一家全滅という場合もありますので、
パパママが体調不良になってしまった際子どもをどうするかを事前に調べておくと良いと思います。
各自治体で事情は異なると思いますので、
お住まいの自治体や児童相談所、有料サービス等も調べておくと良いと思います。
病気でキツイ時の育児の切り抜け方
ママパパが病気になったら、子どもの面倒を誰がするか、
ワンオペであれば、自分自身がきつくてたまらないのに、
どうやっていいか本当につらくて大変ですよね?
一番よいのは、パートナーやママ友に子どもの面倒を丸投げすることです。
そして病院へ行った後延々と寝るのがよいのですが、
そうはできない時のための対処法についてまとめました。
①子どもを預ける
誰にも頼れる人がいない時や子どもが小さい時は、
一時保育やベビーシッターにお願いするのが一番よいです。
まずは、ママ・パパの体調を元に戻すことが先決ですので、
子どもが泣こうがわめこうが、心を鬼にして子どもを預け、
自分の体調を回復させることを第一に考えましょう。
病院へ行く際は、なるべく子どもをどこかに預ける方が、親としても安心ですね。
子どもが新たな病気をもらわないためと、
自分がきつい状態で子どもをじっとさせておくのは本当にきついです。
②食事を切り抜ける
病気で外出する体力もない場合には、
Uber Eatsや出前館、楽天デリバリーなどのデリバリーサービスが1番便利で楽です。
レパートリーも豊富で注文して長い時間待たずに済むのに加え、
自宅で受け取ることができます。
また、朝・昼・晩と違うメニューを頼むこともでき、
2、3日寝込んだとしても食事の心配をしなくて済みます。
温かいまま届けてもらえるため、温め直したりしなくてよいところも利点です。
食後の食器の処分も楽です。
買いに行く体力がある場合は、数日分の食事をまとめて購入してくるとよいです。
食べさせるのはきついので、なるべく子どもが自分で食べられるようなおにぎりやパンなどがベストです。
また、常備していた温めるだけ、あるいはお湯を注ぐだけの食事があれば、それでも充分です。
料理をこぼしたりして火傷したりしないように注意さえすれば、
この際、子どもが一人で食べられるか挑戦させてもよいかもしれませんね。
食器は、使い捨てできるものを使うとそのまま捨てられますので、便利です。
使い捨てのものがなくとも、ラップやアルミホイルを食器の上に敷いて使うと楽ですね。
③入浴を切り抜ける
食事に加え、子どもと一緒の入浴も、ママパパの体力を最も使います。
1日くらい入らなくても何とかなりますので、
自分が高熱で動けないような時は
「今日はお風呂に入らない」選択をしても問題ないと思います。
その時は、ママパパの気分が少しでもよい時に、
濡らしたタオルなどで子どもの身体を拭いてあげれば大丈夫です。
もし、お風呂に入るのであれば、湯船にお湯を溜めて、
子どもと一緒にしっかりお湯につかり、温まるだけでよいと思います。
寝る直前にお風呂に入り温まった状態で、
子どもと共に寝てたっぷりと睡眠を取るようにしましょう。
④子どもと一緒に遊ぶ
自分も子どもも病気の場合は、2人で寝るしかありませんが、
子どもが元気で親だけが病気の場合、そうも言ってられません。
では、そんな時どうすれば、子どもと遊んであげられるでしょうか?
こんな時は無理に遊んであげる必要はありません。
1人遊びができるくらいであれば、危なくないおもちゃを出しておき、
子ども1人で遊ばせるのもよいかもしれません。
それ以外の方法としては、本当はあまり長い時間はオススメできませんが、
YouTubeや子どもの好きなDVDなど、子どもが好きな映像を見せておくことです。
そうすれば、その間ママパパは近くで寝ることができます。
ぐっすりとは眠れなくても、横になっているだけでも身体を休めることができますよね。
寝ながら絵本を読んであげて、その後一緒にお昼寝することもよいですね。
なるべくママパパが無理をせず、できる範囲で過ごしましょう。
まとめ
ワンオペの親が病気の時は、一家の一大事です。
まずは病院に行き、薬をもらってきて身体を休めましょう。
パートナーが常日頃から自分のサポートをしてくれているのであれば、全く問題はありませんが、
世の中そうでないことの方がまだまだ多いのが現実です。
なるべくワンオペにならないで済むように、
両親や親類、ママ友パパ友などの協力者を複数考えておきましょう。
使える便利なサービスは全て使い倒しましょう!
そしてもう一つ。
病気の時は「少しくらい家が汚れていても、子どもの世話を手抜きしても、気にしない!」
それよりも早く元の生活に戻れるように、病気を治すことが先決です。
それが最も子どものためにもなります。
まずは、病気を治すことに専念しましょう!!
家族みんなが笑顔に戻れるように。