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年収の壁なんていらない

現在「年収の壁」問題が世間を騒がせていますが、
女性活躍を考えたら、実はこの年収の壁なんてもの自体が一切いらないのです。

そもそもこの制度は、女性が結婚して家庭に入り、夫を陰で支えるいわば「内助の功」のための制度。
結婚して家事育児をしながら、子どもが学校に行っている間に夫の扶養の中でお小遣い程度働くというもの。
現代は夫と妻とで分担すれば、女性がパートタイムで働く必要もないのです。
さらには、すでに労働力不足が企業の経営課題の1つになっている日本市場で、
女性がパートタイムで働く(正社員の時短勤務にすべき)こと自体が時代と逆行しているのです。

「103万円の壁」を撤廃することが、全ての壁撤廃のきっかけになることを希望します。
もちろん収入が増えることで、企業側、個人側の負担も増えるかもしれませんが、
痛みも感じるかもしれませんが、長い目で見ると日本にとってよいことにつながるのです。

男女平等、高齢者など多様な人が活躍する社会になるために、
制度の見直し等少々面倒なことも予測されますが、
それは必要な議論であり、必要な前進だと思っています。
時代に合わせて変えるべきところは変える時期に
もう来ていることに日本は早く気づくべきです。

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