よい会社ってどんな会社?ホワイト、パープル?
「ホワイト企業」「ブラック企業」は聞いたことあるけど、「パープル企業」ってどんな会社のこと?
初めて聞いた時、私もそう思いました。
いわゆる「ゆるブラック企業」、つまり「真っ黒」ではないけど、
「ところどころブラック」とか「純粋なホワイト企業ではない」ってことらしいです。
ブラック企業は絶対に入社すべきではありませんが、
パープル企業に当たるようなことは掘り起こせば意外と多く存在しそうです。
会社全体としてはホワイトだが、ある一部の部署はそうじゃないとか
残業をつける、つけないのにも細かなその会社だけの変なルールがあったりなど。
ではやはり就職、あるいは転職するなら「ホワイト企業」がいいと誰もが思うことでしょう。
ホワイト企業の特徴は、
・離職率が低い
・福利厚生が充実している
・残業時間が少ない
・明確な評価制度がある
などだそうです。
確かにどれも重要なポイントですね。
でも、本当に「ホワイト企業」であればいいのでしょうか?
ブラック企業がいいとは絶対に言いません。
パープルならいいのかと、そういうわけでもありません。
私は、『ソフト面や環境がよいだけで、あなたにとって本当によい会社と言えるのか?』
と言いたいのです。
あなたが本当にやりたいことを会社は支援してくれていますか?
あなたの成長のために、会社は少しハードな仕事やチャンスを与えてくれますか?
あなたは会社で働いていて楽しいですか?
充実していますか?
物足りなくないですか?
人(社員)は会社にとって今や「資本」である時代です。
社員が働きやすい環境だけでなく、
社員が成長し続けられる環境も会社は用意すべきなのです。
結果として、それが企業の存続や成長につながるからです。
「あなたの会社は、パープルですか?それともホワイトですか?」
と言う質問より、
「あなたの会社は、あなたの成長を支援してくれますか?」
とあなたに問いたいです。
最もよい会社とは、
「働き続けやすい環境(ソフトや制度や風土)」と「働きがい・やりがいのある仕事」の
両方を与えてくれる会社だと私は思っています。