GW明けは要注意です!

GWが始まりました。
今年のGWは飛び石連休のため、カレンダー通りに休む方にとっては、あまり「大型連休感」がなく、少し物足りないかもしれませんね。
それでも、4月からの新しい環境にまだ慣れきっていなかったり、なんとなく気持ちがフワフワしていたりするこの時期、
GWは心身をリセットする大切な時間になっているのではないでしょうか。
しかし、GW明けから6月にかけては、心身の不調を訴える人が増える時期でもあります。
GWまで何とか気持ちを保ってきたものの、休みが終わるといよいよ自分の仕事と向き合わざるを得なくなり、
そのプレッシャーが不調の引き金となってしまうケースが少なくありません。
会社としては、特にGW明けは従業員の皆さんの体調や表情にいつも以上に気を配りたいところです。
日頃から1on1を定期的に実施している職場であれば、
「最近少し気になるな」という方の顔が自然と浮かぶはずです。
GW明けは、ぜひ積極的にその方たちと1on1の時間を取ってみてください。
例えば、
・今の体調はどうか?
・不安や心配事はないか?
・困っていることはないか?
といったテーマで、丁寧に耳を傾けましょう。
上司の経験や感覚だけで判断せず、部下の言葉や表情に寄り添う姿勢が大切です。
もし、話を聴いても体調や表情に改善が見られない場合は、無理をさせず、
専門機関でのカウンセリングや相談を勧めるなど、早めに対応しましょう。
これまで1on1をあまり実施してこなかった職場でも、
GW明けは特に、部下の体調や仕事への向き合い方に目を向け、
「いつもと違うな」と感じたら、できるだけ早く話を聴く機会を持つことをお勧めします。
早期発見・早期対応が、本人の回復にも、組織全体の健全性にも大きく貢献します。
1on1は、職場の心理的安全性を築くうえで非常に効果的な手段です。
ただし、効果的な1on1を行うためには、上司側にも一定のスキルが求められます。
従来の「評価面談」とは進め方が全く異なり、
形だけ取り入れてしまうと、かえって信頼関係を損ない、悪影響を及ぼすリスクもあるのが実情です。
特に、部下にとって「話してよかった」「わかってもらえた」と思える1on1を実現するためには、
・傾聴力
・質問力
・適切なフィードバック力
など、上司自身のコミュニケーションスキルの向上が不可欠です。
これらを独学や自己流で身につけるのは難しく、第三者の専門的なサポートが大きな助けとなります。
当社では、1on1導入に向けた実践的な支援を行っています。
マニュアルの配布だけではなく、現場に即したワークショップや実践トレーニングを通じて、
上司が自然体で信頼関係を築きながら部下と向き合えるようサポートしています。
GW明けの今こそ、職場の心理的安全性を高め、一人ひとりが安心して働ける環境を整える絶好のチャンスです。
興味がありましたら、当社の1on1導入サポートについてお問い合わせください。