パートナーの呼び方を考える。女性は家の中?
末っ子の娘が11歳のバースデーを迎えました。
身体つきも少し大人びてきて、嬉しくもあり、少し寂しくもある今日この頃ですが、
一緒にお風呂に入って、今日の出来事などの話をするのが日課です。
先日も、一緒にお風呂に入っている時に
「ママ、なんで「奥さん」って言うのかな?」と娘が聞いてきました。
そうです!
私自身もそういう呼び方、日本の昔からの風習というか、
その考え方にずっと疑問を感じながらも使ってしまっている自分がいて
それをちらっと思い出しながら、こう言いました。
「昔はね、女性が家の中(奥)にいつもいて、男性が外に働きに出るのが一般的だったから
「夫側」の人を「旦那さん」とか「主人」とか言って、
「妻側」の人を「奥さん」とか「家内」とか言ったりしていてね。」と言うと
「でも今はそれも違うんだよね。YouTubeでいつもみてる人が男の人なんだけど、
その人はいつも家にいて、奥さんが外に働きに行ってるから、自分が「奥さんで」「家内」でって言ってた。」
と言います。
そうなんです。
もう今や時代は変わっていて、そういう呼び方自体がおかしくて、
また働く環境もどんどん変化しているので、
つい使いながらもすごく矛盾を感じたり、嫌だなと思いながら使っています。
コーチングセッションの中でも、ついクライアントさんのパートナーのことを
「旦那さん」とか「ご主人」、あるいは「奥さん」と呼んでしまう時、
私自身が言わざるを得ないこと、それが苦痛でもありました。
「夫」や「妻」以外にもっと違和感なく使える言葉を探しています。
昭和の時代のように、女性がいつまでも家の中を守っているわけでもないですし、
今や相手の方が異性とも限らないですし、
「婚姻」という形式に縛られない方も増えていますもんね。
「パートナー」くらいかなぁと・・・。
『働き方』や『生き方』も自分らしくいられる方法を見つけていけばいいと思います。
誰もが自由に暮らせる社会。
そんな社会の実現を私はめざしたい!
今のお仕事を始めた理由はそこです。
今回の件を機に、「パートナー」という言葉を私はこれから率先して使っていこう!と思いました。