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「静かな退職(Quiet Quitting)」について、あなたはどう考えますか?

「#quietquitting(静かな退職)」というハッシュタグがTikTokで流行しているそうです。
私はTikTokをしていないので知りませんでしたが、Z世代の圧倒的な支持を得られているとのこと。
ただこれについては、様々な考え方があり、よいとも悪いとも言い切れません。

「静かな退職」とは、波風立てずに会社を辞めること(私のような笑)ではなく、
「要求されたことだけを行い、給料が支払われる時間に始業し、給料が支払われる時間に退社すること、
そしてどんなことがあっても、昼休みも含め、プライベートの時間には働かないこと」なのだそうです。

ただこれについては、様々な考え方があり、よいとも悪いとも言い切れません。
あなたはこの「静かな退職」について、どう考えますか?

過去の私の「静かな退職」時期

私も以前、会社で働いていた時はそんな感覚でいた時期もありました。
淡々と仕事をこなし、言われたことだけしかやらない。

でもそんな時って、大体仕事が面白くない時期でした。
だから仕事を急いで終わらせて、その空間から逃げる。
プライベートに逃げているわけです。

その時はまだプライベートが楽しかったのですが、
後から考えるとなぜか虚しい。悲しい。
確かに仕事から、人生からも逃げていましたね。

また、上司はそんな部下を評価するでしょうか?
「普通」以外の評価はおそらくつかないでしょう。
もちろん、評価されるために働いているわけではないと思いますけれど
評価はそのまま給与に反映されるので、
やっぱり評価がよくないと楽しい時間のための収入が減ることになるので、
自分にとってもマイナスだったに違いありません。

管理職になってからは、時間外手当がつかなくなり、
勤務時間の感覚が少し鈍った感じでした。
家庭に仕事を持ち込んだり、プライベートにも緊急な連絡が入って
休日に仕事をしたりということも増えました。

その時はそんな自分に酔っていたような気もします。
忙しいことがいいことだという具合に。

その時期もまた、忙しさに逃げていたんです。
自分の人生のことを考えないようにして。

今だから思うこと

私は今、自分の人生ときちんと向き合っています。

「静かな退職」が自分の人生ときちんと向き合った結果の行動であれば、
私はそんな生き方も『アリ!』だと思います。

Z世代の方だけではありません。
これを読んでドキっとしている方いませんか?
年齢は関係ありません。
自分の人生ときちんと向き合っていますか?

あなたにとっての「仕事」ってどんな意味がありますか?
あなたにとって「生きがい」って何ですか?

この2つをよく考えてほしいと思います。

私は別に「仕事」が「生きがい」でないといけない、とは言っていません。

プライベートな時間が「生きがい」の人もいるでしょう。
それならば、「仕事」は「生きがい」のためのお金をつくるもの。ですよね?

あなたにとって「仕事」が「生きがい」なら、仕事が楽しくないといけません。
楽しいことをしているのに、「静かな退職」はあり得ませんよね?
今の仕事が楽しくないなら、楽しくなるように「何か」を変えていかないといけません。
そこから逃げていてはダメです!

「生きがい」ってものがわからないのなら、「生きがい」を見つけましょう。
いろんなことを経験してみましょう。
経験しなくては、頭で考えるだけでは、それはわからないのです。

あなたの「生きがい」をきちんと見つけて、それに向き合ってほしいんです。

「生きがい」ってものが何かわからないまま、ただ毎日を生きている。

そんな人にだけは、なってほしくない。
あなたが「今1番幸せ!」「今とても充実している」って思えるようになってほしい。

私自身がそう思えているから、あなたにもそう思って生きてほしいと願っています。

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