「今日も誰とも話さなかった」ワンオペ中ママ・パパの相談相手の探し方
「今日も大人の誰とも話さなかった。」
ワンオペでの育児中のつらさって、やって初めてわかるつらさ。寂しさ。
それを誰かにわかってもらいたい。誰かと話したい。心の中のモヤモヤを吐き出したい。
少し前まではまだ子どもを連れてお散歩や外出することで、気持ちを紛らすこともできました。
でも今や、「コロナで外出できない!」ってところが多いはずです。
今、自宅にこもりっきりで、深刻な悩みやうつ気味になりつつあるママやパパは、結構たくさんいるのではないでしょうか?
そんな「誰かと話したい!」「気持ちを吐き出したい!」というあなたの気持ちを解消してくれる無料・有料の方法やサービスについてまとめました。
参考にして、あなたの気持ちを思う存分吐き出して、気持ちだけでもスッキリしてくださいね。
気持ちをわかち合う関係をつくる
まずは、お互いに気持ちをわかち合うママ友やパパ友をつくってみてはいかがでしょう?
今やアプリやSNSですぐに知り合いになれ、直接会えなくてもオンラインでつながり、お互いの顔を見ながら話をすることもできます。
まずは、つながれるアプリやサービスをチェックしてみましょう。
ママ友アプリ
「Fiika」女性の人生を豊かに 情報と未来をつなげるアプリ
住んでいる場所から近隣のママ友とつながることができます。
他にも様々な情報収集ができ、特に保活の情報が豊富です。
Android版、iOS版のアプリあり。
「MAMATALK」 ご近所ママと気軽につながる
こちらもご近所ママと気軽につながれるアプリです。
登録プロフィールからあなたに合うママを自動で紹介してくれます。
他にも、MAMATALK内のママ同士で、自身のサービスやモノを紹介できる「MAMATALK MARKET」などのサービスもあります。こちらは、iOS版アプリのみ。
「mamagirl-link」 ママたちが気軽につながりあう無料ママ友マッチングアプリ
雑誌「mamagirl」からできたマッチングアプリ。
同じ月齢の子のママやご近所ママと出会えます。こちらもプロフィールから自動であなたに合うママを選んでくれます。
また、雑誌ならではのインタビューや座談会から得た情報をどんどん入れながら改善しているアプリです。
パパ友アプリ
パパ友マッチングアプリは、まだまだママ友用アプリほど内容が充実してはいません。繋がって情報交換ができる程度ですが、お互いに励まし合えるだけでも気持ちの持ちようが全く変わってきます。
「firtee」パパの子育てソーシャルサービス
iOS版とブラウザでも利用できます。実名でも匿名でも利用できるサービスです。
「パパ友」パパ同士の匿名コミュニティ
iOS版のみとなっています。
その他、主なSNS(Twitter、Instagram、Facebook)などでも検索すれば、エリアを問わず繋がることができます。顔を見て話をするのが苦手な方は、これらのSNSでやりとりすることも良いと思います。
最近では、Clubhouseで同じ悩みを持った人や先輩ママやパパと繋がるということもできるでしょう。それらのSNSで繋がった後に、LINE交換等を行い、もっと頻繁に連絡を取り合うこともできますね。
ママもパパも信頼できるお友達を見つけて思いの丈を共有し合い、これまでのイライラやつらさを解消してくださいね。
自分の気持ちを吐き出す
友達を作らないまでも、自分のモヤモヤした気持ちを吐き出すことで解消する方法もあります。
ブログや最近では音声で配信できるアプリも随分多くなっています。
ブログでは、無料のものから有料のものまでありますが、まずは気軽にできる無料のものからはじめてみてはいかがでしょう。
はてなブログ、Ameba、ライブドア等が有名ですが、最近は書きやすさに加えて似た考え方や趣味の人と繋がることのできるnoteも人気です。ちょっとしたノウハウやスキルを有料noteとして販売することもできます。
また、音声での配信いわゆるラジオアプリも人気です。下記のものが人気ですが、自分のやり方に合わせて選ぶようにしましょう。Spoon、Radiotalk、ツイキャス・ライブ、stand.fmなどです。
人と話したりコミュニケーションを取るよりも「自分の気持ちを思いっきり吐き出したい!」という方は、こちらのやり方が向いているかもしれません。
専門家に相談する
「友達よりも専門家に相談したい。話を聞いてもらいたい。」という方に、無料・有料含め、専門のサービスやHPについてまとめましたので、参考にしてください。
無料のサービス
子育てホットライン「ママさん110番」 日本保育協会が運営。コロナの緊急事態宣言下では、お休み中。事前に確認してから電話しましょう。
エンゼル110番 チョコボール「エンゼル」でお馴染みの森永乳業が運営。電話、HPからも相談が可能です。
赤ちゃん&子育てインフォ 公益財団法人 母子衛生研究会が運営。HP上の相談だけでなく、全国の相談室の情報や保健師さんや助産師さんにオンラインで相談することも可能(事前に申し込みが必要)。
この他にも、各自治体に育児相談窓口がありますので、あなたの住む街の相談窓口を調べて相談してみることもおすすめです。その際、24時間365日無休で対応してくれる自治体と相談可能な時間帯が限られているところもありますので、よく調べてから利用しましょう。
有料のサービス
「お金を払ってでも、誰かと話したい。話を聞いてもらいたい」という方には、臨床心理士やキャリアコンサルタントなどのオンラインカウンセリングや小児科、助産院などの有料オンライン相談などがあります。
オンラインで相談することは、実際に会うわけではありませんが、ワンオペ状態で子どもから離れられない時でも相談することができますし、対面に近い状態で相談することが可能です。
その際、プロフェッショナルであるが上にある程度の金額は必要になりますので、事前によく確認した上で依頼するようにしましょう。
おわりに
私も育児休暇中は、夫が在宅の時間以外はほぼワンオペ状態でした。
1人目の育休時代はまだママ友もおらず、現在の様にアプリなどなかった時代ですから、育児の辛さをわかってもらう友人もおらず、本当に辛く寂しい日々だったのを覚えています。唯一の助けは、少し離れたところに住む母親でした。何か不安なことや相談があると、母に電話したり、来てもらったりしたものです。
今はSNSやアプリ、Zoomなどのオンライン通話も発達し、ママ友を見つけるのもとても簡単になりました。一方で、現在はコロナで外出もままならず、昔とは異なる事情で1人苦しんでいるママやパパも少なからずいることでしょう。
1人で苦しまずに、誰かに相談しましょう。きっと手を差し伸べてくれる人がいます。
あなたは1人じゃないよ。
この記事が少しでもそんな方の参考になればと願って。