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ネット時代の子育て:手を動かす経験値が判断力をつくる

ネットがほぼ何でも答えてくれる“全知時代”。
動画や記事で“やった気”にはなったり、知識だけ頭でっかちになって
手を動かす回数が減ると、失敗から学ぶ筋力が育ちにくくなります。

ネットを当たり前に使い始める小学生くらいから、親は特に意識する必要があります。
実体験と小さな失敗で蓄える「手を動かす経験値」こそが将来の判断力と選択肢を大きく広げます。
親ができるのは、正解を渡すより「試して振り返る型」を家庭に根づかせることです。

具体的には、
– 情報リテラシーの3問を一緒に口に出す:誰が言ってるの? 何のためなの? 他の情報源は?
– 小学生:調べたら1アクションします。小さくても実行し、失敗を歓迎、賞賛します。どんな風にやったかと感想を親子で振り返り。
– 家庭の心理的安全性:「やってみたんだね」を先に言う。結果ではなくプロセスと工夫を褒める。
– 親がロールモデル:「分からない」「間違えた」「やり直す」(親でも失敗してそこからの成功体験)を見せ、根拠も共有。
– As-Is→To-Be:今の興味・得意・苦手(As-Is)を言語化し、「次の一歩」を一緒に設計。やってみて振り返り、微調整します。

ネットはあくまでも道具。主役は子どもです。
行動→失敗→振り返りの経験値が、「自分で選び、動ける力」を育てるのです。
手を動かす経験値が判断力をつくる。
便利な時代だからこそ、手軽さに甘えすぎず、泥くさい実体験を取り入れて、
自分で考え、判断することができる子どもを育てていきましょう!

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