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女性リーダーの育成には時間がかかる

機関投資家からの外圧により、プライム上場企業は取締役の女性比率を高めようとスピードを上げている。
現状は2588人いる女性取締役のうち、社内昇格は282人で1割強。
男性を含めた全体では、女性取締役の比率はわずか1.8%しかいないという。
9割は社外人材に頼っているのが日本企業の現状である。
(出典:2024年10月4日日経新聞より)

これまでビジネス界において女性リーダー層を育成してこなかったつけが
今になって多くの日本企業に影を落としている。
そのため、数少ない女性人材が数社の取締役をかけもつことになり、
ただでさえ少ない人材の奪い合いが生じている。

上場企業がそんな状態のため、
それ以外の中小企業には取締役に相応しい女性外部人材なんて回ってこない。
手っ取り早く他から調達なんて考えは捨て、周りをよく見渡してほしい。
優秀な女性人材は意外と近くに多くいるものだ。
変な固定概念を捨てて、人物を見極め、育成することで
現場叩き上げの優秀な役員候補になるだろう。

光る原石は意外と近くに転がっていることに気づいてほしい。
ただ、少々時間はかかる。
何事も大切なことは時間がかかるものだ。

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