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「別姓」を選択したかった女性たち

日本政府は、国連の女性差別撤廃委員会から、2003年以降3回にわたり、
総括所見において選択的夫婦別姓を実現するよう勧告されてきました。
しかしながら、日本政府は、この間、選択的夫婦別姓を実現するための法改正等を行わず、
夫婦別姓を認めるかどうかは日本社会の家族のあり方に関わる重要な問題であって
国民の理解が必要であり、婚姻によって姓を変えた人が不利益を被らないよう旧姓の使用拡大に努めてきたなどと述べていました。

これに対し委員会は、夫婦同姓を義務付ける民法750条の改正に全く進展が見られないと厳しく指摘した上で、
女性が婚姻後も旧姓を保持できるよう夫婦の姓の選択に関する法律を改正することを勧告すると4回目の勧告を行っています。

日本政府、特に与党である自民党がこの選択的夫婦別姓に反対をしているため、
これまで全く進んできませんでした。
今日は「国際女性デー」別名「ミモザの日」で、それにちなんで日経新聞にはこんな見出しの記事が載っていました。

「『別姓を選択したかった』働く女性の半数超」

日経新聞が読者約2300人にオンライン調査した結果だそうです。
既婚女性に「夫婦別姓が選択できたらどうしたか?」という問いに
52%の人が「別姓を選択したかった」と回答したのです。
また選択的夫婦別姓制度についても、こちらは男女ともに全ての年代で賛成が反対を上回ったとか。

自民党は、旧姓を通称使用することを主張しているようですが、
戸籍等の手続きをはじめとする不便さと
改姓するのがほぼ女性に偏っていること、
国際的に見ても結婚後に姓を変えることは理解されないことなどから、
そして今回のアンケート結果からも、
日本が選択的夫婦別姓の方向に進んでいくことはもう誰にも止められない流れなのです。

私が結婚した当初、まだ職場で旧姓を通称として使用することが許されていませんでした。
それを社長に直談判しようとして上司に止められ、泣く泣く諦め新しい姓でこれまで来ました。
もしあの時選択的夫婦別姓制度があったなら、私は間違いなく旧姓の私を選択し私のままでいられたでしょう。
たかが名前ですが、大切なアイデンティティの1つだと思います。
そしてようやく時代が私の念願の思いに近づいてきたのかなと思う今日この頃です。

誰もが自分の人生のために、結婚後も自分の好きな名前で人生を送れるようになる日まで、
私はこのテーマを追い続けます!

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