ずっとやりたかったけど、できていないこと(その壱)
「ずっとやりたかったけど、できていないこと」
これはよく簡単なコーチングを行う時に選ばれるテーマの1つです。
私もずっとやりたかったけど、できていなかったことが2つありました。
今日その2つ目もやり遂げることができ、それがとても嬉しくてブログに書くことにしました。
今回はその1つ目のお話です。
それは「ビデオテープのデジタル化」です。
長男が産まれた頃は、まだビデオはテープに記録するのが主流でした。
それをDVDにダビングしないまま、たくさん溜めてしまっていたのです。
三番目の長女が生まれる頃から、デジタルビデオに変わったのですが、
それまでのテープをずっと「いつかダビングしよう!」と思いながら、そのままに。
いつしかビデオテープ自体が目に触れない押入れの奥や引き出しの中に。
そうなると、もうこの「いつか」は二度とやってこないですよね?
幸い、私はコーチングを学び始めてから、このテーマを考えるたびに、
ビデオテープのことが頭に浮かんでいました。
そしてある日決心して、ビデオテープを探し出しました。
数えること14本!
そのうち、2本だけ奇跡的にDVDにダビングしていました。
残るは12本。
自分でダビングすることも考えたのですが、
きっと子ども達の幼い頃のビデオなので、
見入ってしまってその間何もできないと思うのと
古いビデオカメラを使ってダビングする方法もわからないため、
できるだけ安くダビングしてくれる業者を探しました。
そして、私は無事に12本のビデオテープの郵送を完了したのです!
ここまで引っ張ったので急いでダビングしてもらう必要もなく、
3ヶ月のゆっくりコースでお願いしました。
あとは、ダビングが完了したDVDを3ヶ月後に受け取るだけです。
こんなに引っ張った「私がずっとやりたかったこと(その壱)」はあっけなく完了したのです。
コーチング的に質問するとすると、
質問「なぜずっとやりたかったのにできなかったんでしょうね。何があなたをそうさせたと思いますか?」
答え「ダビングが面倒くさい。やり方がわからない。時間がかかる。いつかできると思っていた。」
そうなんです。
「いつかやる!」は絶対来ないのです。
何が私にビデオテープを探させて、ダビングまで持っていかせたか?
それは、私にもわかりません。
でもコーチになって「やりたいけどずっとできていないこと」のテーマに遭遇するたびに
「あーやらなきゃ!」って思うのが嫌になったせいなのかなと考えます。
あとは、進化していく技術ではあるので、あまり先送りしていると
ダビングしてくれる業者さんがいなくなったり、ものすごく高価になるかもしれないと
思う恐れがあったからだと思います。
ずっと心の奥にあった小さなひっかかりが取れて、とても快適な気分です。