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オフィスワークとリモートワーク、どちらがよいの?

With コロナが当たり前になってきて、日本ではリモートワークからオフィスワークに戻す企業が増えている。
欧米でも「完全オフィスワーク」を主張するイーロン・マスク氏まではいかずとも
Googleやアップル、マイクロソフトなどの大手をはじめ、Adobeやスターバックスなどの企業も
リモートとオフィスの混合アプローチである「ハイブリッド」を採用している。

企業側として本音のところは、やはりイーロン・マスク氏が主張するように「完全オフィスワーク」だろう。
一方で、コロナ禍でリモートワークを強いられた社員側は、リモートワークのメリットも知ってしまったがために
「完全オフィスワーク」には戻りたくないという気持ちもわからなくない(全く共感する!)。

今後は、両者の言い分もあり、欧米では「ハイブリッド」型の働き方が増えていくのではないかと予測されている。
日本においてはどうだろうか?
今やほぼ「オフィスワーク」に戻ってないだろうか?
ずっとリアル(オフィス)で仕事をしてきた日本企業の多くは、
リモートワークでのコミュニケーション不足や生産性の低下などを懸念し、
「完全オフィスワーク」を求めるのも理解できる。

しかし一度、快適さや便利さを知ってしまった社員側にどんなことが予想されるか?
もう元の不便な生活に戻れない。
「リモートファースト」とはいかないまでも「ハイブリッド(週の数回オフィスとリモート両方行う)」という選択が、
企業にとっても、働く側にとっても最良の選択と言えるのではないだろうか。

私の将来の夢は「世界を旅しながら、コーチングをすること」。
スウェーデンの企業Spotifyは「Work From Anywhere(どこからでもワーク)」という人事制度を始めたそうである。
どこで働きたいかは社員の自由。
どの国に住んでもよいし、オフィスに出社してもいい。完全リモートワークも可能。
まさに私の理想とする働き方である。
これが究極の、世界中から優秀な人財を集められる制度ではないだろうか。

企業は、社員のためにベストな環境を用意し、
社員はその結果、ベストパフォーマンスを示すのである。
もとより、そうしなければ今後は優秀な人が離職することも増えてくる。
今からでも遅くない。
その部分を企業はよく理解してほしい。

ただ、リアルでの仕事がどんなにしやすいか、
どんなに生産性が高いか、
そしてオンラインでは味わえない、その場の雰囲気があっという間に伝わることは誰もがわかっている。
私は今、ほぼオンラインで仕事をしているからこそ、
10回オンラインで話すより、1回のリアル対面の効果が大きいことも十分理解している。
でも逆に、オンラインにリアルにはない良さもある。
だからこそ、リモートの世界で利用されるサービス(SNSなど)を提供する企業は
リモートとオフィスのメリット・デメリット両方を常に知っておいて欲しい。
そんな意味でもやはり「ハイブリッド」方式を企業は選択すべきである。

イーロン・マスク氏にこの思いは届くでしょうか?(笑)

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