「時間が足りない!」——本気の悔しさが生まれる研修が、人を育てる

3月から4月。新入社員研修、2年目社員へのフォローアップ研修と、
この春も多くの受講者の皆さんと向き合う時間をいただきました。
研修が終わるたびに、私の中にある確信が、また一つ深まっています。
「楽しみながら学ぶことが、最も深く、最も長く残る」——と。
研修に対する”思い込み”を、まず壊したい
「研修=膨大な知識を詰め込む時間」
そんなイメージを持っている方は、まだまだ多いのではないでしょうか。
受講者が身構え、講師が一方的に話し続け、終わった瞬間にほっとする——そんな研修を、私は作りたくないと思っています。
当社の研修が最も大切にしているのは、「研修時間内での”気づき”と”学び”を最大化すること」です。
そのために、プログラムの多くにワークとディスカッションを取り入れています。
でも、それだけでは十分ではありません。
受講者の皆さんが「心から楽しい」と感じられる瞬間を、プログラムのあちこちに仕掛けています。
「楽しい」には、設計がいる
楽しい研修は、偶然には生まれません。私が特に大切にしている2つの仕掛けをご紹介します。
事例の「自分ごと化」
事前ヒアリングを徹底し、その会社・その現場で実際に起こりうるケーススタディを用意します。
「これ、うちの話だ」と感じた瞬間、受講者の目の色が変わります。
他人事ではなく、自分の問題として考え始める——その瞬間が、学びの入り口です。
「遊び心」という本気の仕掛け
グループ対抗ワークに「ご褒美」を設けるなど、真剣になれる・夢中になれる仕組みを意図的に作ります。
競争心や仲間との一体感が生まれると、思考は一気に深まります。
「遊び心」は、単なるお遊びではありません。
リラックスした状態でこそ、人の思考は柔軟になり、本質的な学びが深く刻まれるのです。
「悔しい!」が生まれた瞬間、研修は本物になる
今年の研修でも、受講者の皆さんからこんな言葉をいただきました。
「夢中になりすぎて、あっという間だった。時間内に成果を出し切れなかったのが本当に悔しい!」
「チームで何かをやり遂げることの難しさを、身をもって痛感しました」
「楽しかった」で終わるのではなく、「もっとやりたかった」「なぜうまくいかなかったのか」という本気の悔しさが生まれる。
これが、やらされる研修から、自ら掴み取りに行く学びへと変わる瞬間だと、私は確信しています。
私がここまでこだわる、個人的な理由
実は私自身、長時間じっと座って学び続けることが、あまり得意ではありません。
集中力を保つことの難しさを、誰よりも体感してきたからこそ——「どうすれば最後まで熱量を保てるか」を、常に受講者の目線で考えてしまうのです。
講師として現場に立ちながらも、心のどこかでいつも「受講者の一人」として感じ続けている。
この感覚こそが、私の研修づくりの原点です。
おわりに——笑顔の先にある、確かな手応え
笑顔でワークに没頭する姿、グループ全員が必死にゴールを目指す熱気。
その場に立ち会うたびに、「伝えたいことが、自然な形で届いている」という手応えを感じます。
どのような階層・テーマの研修であっても、「楽しみながら、本質を学ぶ」。
この姿勢を大切に、これからも一人ひとりの成長に寄り添っていきたいと、改めて決意した春でした。
新入社員研修・管理職研修・チームビルディングなど、研修内容のご相談はお気軽にどうぞ。
貴社の現場に合わせたオーダーメイドの設計で、「本気で悔しがれる」学びの場をご一緒に作りましょう。


